【英語上達への近道は現状を「知って」「受け入れる」こと】

英語学習は大変なため、できる限り近道で覚えていきたいところでしょう。結論から申しますと、英語初心者のビジネスマンは、「現状の英語レベル」を客観的に把握する必要があります。なぜなら、現状レベルの把握なしには、今後の英語学習の方針を決めることができないからです。

 

これは英語学習を確実に成功させるために、必ず最初に行なわなければいけません。

 

しかし、ほとんどの人はこの確認作業を行いません。「短い期間」で「簡単に」英語学習をすませたいという考えがあるからです。

 

ただ、「英語レベル」をしっかり把握しない限り、どれだけ英語学習を頑張ったとしても、意味がありません。むしろ、正しい英語学習方法から遠ざかってしまうことになります。

 

このページでは、最初に「現状の英語レベル」を知ることの重要さをお話しします。また、英語学習に欠かせない「主体性」についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

【「英語レベル」を把握して初めて英語学習がスタートする】

「現在の英語レベル」を客観的に判断するには、英語の試験が一番です。その中でも、日本で幅広く普及しているTOEICを選択するのがよいでしょう。TOEICの出題内容は、ビジネスシーンでよく使われるような場面を想定しているものが多数あります。これも、TOEICを「英語レベル」を判断する指標としてお勧めする理由です。

 

ただ、具体的に何を基準にして、現在の英語レベルを客観的に判断するのかがわからないはずです。

 

以下より、英語の試験でどういったポイントで自分の英語レベルを把握していくのかをご紹介します。

 

<現在の英語レベルを「知り」、そして「受け入れる」が重要>

 

TOEICは、多くの企業が「英語能力」を判断する材料の一つとして採用しています。毎年、約200万人が受けているため、あなたの英語レベルを知る最も有効な手段です。

 

たとえば、TOEICの結果が500~599点だったとします。そうであったら、「電車はバス、飛行機などの時刻表が理解できる。簡単な質問が理解できる」レベルであることがわかります。このように、点数に応じて「どのレベルであるのか」がわかります。

 

英語学習を本格的に始める前に、試験を受けておくといいでしょう。

 

もし、いきなり試験を受けるのに抵抗がある場合、本番と同じような模擬テスト付きのテキストを購入するのがおススメです。

 

TOEICが昇進条件の一つに追加されたということで、困った末に私(当サイト管理者)へ連絡をしてくださった方の英語学習指導をする機会がありました。まず私がお願いしたことは、「近いうちにTOEICを受験すること」です。

 

そして、お会いして2か月ほど過ぎた頃、TOEICを受けてみたという連絡をいただきました。そのまた1ヶ月後に、テスト結果が出たということでレッスンの時に感想を伺いました。

 

すると、「大学受験以来、試験らしい試験を受けたことがなかったので、とても緊張しました。テストの結果はとても残念です。でも、自分の実力が分かったので早いうちに受けてよかったと思います。点数にこだわらず、低くても落ち込まず、あるがまま受け入れます。ここからが、本当の勉強の始まり、とおっしゃっていた意味が分かりました」とおっしゃってくれました。

 

ここであなたに知ってほしいのは、テストの点数が低かったことではありません。この方がご自分の英語レベルを知ったことにより、やるべきことがわかり、そしてモチベーションアップにつながったことです。

 

テスト結果を冷静に受け止めて、まずあなたの英語レベルを知ってください。そして、今の状況を受け入れてください。

 

「知って」「受け入れる」というプロセスが、英語学習を開始する前の重要なステップなのです。

 

<英語学習の中で、何が必要なのかを理解する>

 

現在の英語レベルを「知り」「受け入れる」ことで、次の段階に進めます。

 

それは、「自分はこれから何をするべきなのか」ということを理解することです。

 

テストが終わった後で、感想や手ごたえなど話し合ってみるといいでしょう。もちろん、そのときはTOEIC経験がある英語上級者と行なうことが大切です。同じかあるいはあなたより低いレベルの人たちと話をしても、あなたの英語レベル向上のためアドバイスを得ることができないからです。

 

実際に、私もTOEIC試験を受けた生徒と共に振り返りをしています。最初は、「難しかった」というような曖昧な感想でした。

 

しかし、話を進めていくうちに、「リスニングが一番できていなかった気がする。教えてもらったアプリをやってみたい」というように、より具体的な話になっていったのです。

 

自分一人で考えても、具体的に何をすればいいのか答えが見つかりません。そもそも、英語ができないから当たり前の話です。

 

だからこそ、私の生徒のように、一緒に考えて最善の方法を探すことが重要になります。私であれば、あなたに適切なアドバイスができます。あなたの周りで頼れる人を探して、最適な英語学習方法を、一緒に考えていきましょう。

 

<英語学習は「覚悟」を決めることで上達する>

 

あなたの英語レベルを知って受け入れ、今のあなたに最適な英語学習方法もわかりました。

 

その学習方法を実行するために、次に必要なのはあなたの「覚悟」です。ここで言う「覚悟」とは、「何があっても自分の目標を達成するまでやめない」ことです。

 

たとえば、英語学習を途中で挫折してしまう一番多い理由は、「時間がない」です。たしかに、現代のビジネスマンは、とにかく忙しいです。英語学習に充てる時間を作るのは、容易なことではないかもしれません。

 

加えて、英語学習の優先度が低いと「今はいい」という考えも出てきます。英語ができなくても、困らないからです。

 

私の友人に、英語学習をなかなか継続できず、途中でやめてしまった方がいました。彼は、英語の必要性を感じていました。

 

しかし、絶対やりきるという「覚悟」がなかったのです。

 

いろいろな教材を買ったり、私に助言を求めたり、様々な方法で英語学習に取り組んでいました。

 

ただ、「時間がない」「やっている意味がない」など、いろいろな理由を見つけてはやめてしまうというのを繰り返したのです。そして、最終的には完全にやめてしまいました。

 

これでは、意味がありません。

 

同じような事態に陥らないためにも、あなたにとって英語は本当に必要かどうかを、真剣に考えてください。中途半端な気持ちでは、続けることができずいつか挫折してしまいます。そして、そのお金と時間は「無駄」になってしまうのです。

 

覚悟を決めることさえできれば、英語は必ず身に付きます。なにごとも「心構え」が重要であるため、今一度、ここで決意をしましょう。

【誰もが最初は「英語初心者」であることを理解する】

ほとんどの人は、試験らしい試験を受けるのは大学受験以来ではないでしょうか。そのためか、私が「なるべく早くTOEICを受けてみてください」というと、少し抵抗感を感じる人がいます。

 

「点数が低いと、恥ずかしい」というのが、理由のほとんどです。私も、その気持ちがよく分かります。

私の場合、海外留学をして初めてTOEFL(大学入学に必要な英語試験)を受けたとき、その点数の低さに愕然としました。

 

アメリカのマクドナルドで、「お持ち帰り」という英語が分からなかったため、持ち帰り用の袋をお店の中で開けて食べたりもしました。

 

しかし、これらの失敗こそが「英語を学ぶ」ということなのです。英語圏で生まれいない私たちは、全員が「英語初心者」からのスタートなのです。

 

英語習得レベルの差は、「英語学習への取組み」の差であると思ってください。

 

つまり、いかに「主体性」を持って取り組んでいるかどうかなのです。あなたが英語学習の「主導権」を持つことで、英語を習得する速さや英語力に格段の違いが出てきます。

 

たとえば、音読の練習をしているとしましょう。言われたことを素直にやって終わり、という学習もあります。言われた以上の回数をこなすものいいでしょう。さらに、「ここの発音はどうしたら上手くできるのか」という質問をすると、次回からもっとうまく発音ができるようになります。

 

私が主宰している「英会話ファーストステップ」の場合、こちらで作成したオリジナルテキストを使ったレッスンを行なっています。マンツーマンのレッスンですが、予習を基本としたレッスンになっています。

 

具体的には、以下のようなことを自宅学習でやっていただきます。

  • 記事を読む、単語を調べる、質問に答える
  • 本文を声に出して読む
  • 自分の意見をまとめて英文を書く

受講生の英語レベル、レッスンの進み具合に合わせて具体的にどのようにやっていくかは、私から細かく指示します。

 

ただし、結果が出せるかどうかは、あなた次第です。「課題をこなすだけ」なのか、それともそこから「更なる学びをしていく」のかは、あなたが決めることです。

 

英語習得は誰のためでもなく、あなた自身のためにあります。学びの主役はあなたであり、自分の考えをしっかりと持って行わなくてはいけません。

 

指示をしっかりと守り、積極的に質問を繰り返してください。わからない・疑問に感じたことは、「こんなこと聞いてもいいのかな」と思わずに何でも聞きましょう。

【まとめ】

英語上達への道のりは、あなたの現状を「知り」それを「受け入れる」ところから始まります。これをやっておかないと、今後の英語学習の道筋が見えません。

 

あなたの現状を知り、受け入れたときにこそ、「何をするべきなのか」がわかります。

 

ここまできたら、「覚悟」と「主体性」を持って英語学習に臨んでください。そうすれば、あなたの英語は飛躍的に上達するでしょう。