【英語学習効率化のカギは「目標設定」!語学習得のポイント】

地道な英語の勉強において、モチベーション維持は大変重要になります。

 

ただ、英語学習は簡単なものではなく、「習得するためには時間がかかる」特徴があります。しかも、英語習得の過程はとても単調で、時には辛いですよね。

 

モチベーションを保つには、「目的を明確化して、達成したときの具体的なイメージを持つ」と、英語学習が効率化されます。目的を明確にすることにより、向かうべき方向を決めることができます。また、具体的なイメージを常に持っていると、そのイメージに近づくためにどうすればいいのか脳が無意識にうちに働くようになります。

 

英語学習の目的を明確にした後、目的へ到達するための「目標設定」をします。これがないと、最適な学習スケジュールを立てることができません。無計画な英語学習は、途中で挫折してしまう原因となってしまいます。

 

忙しい生活を送っていると、英語学習以外にもやるべきことが出てきます。その中でも、「優先度の高い」ものから順に処理をするのが一般的です。最初は「今度こそは英語を!」と思っていても、英語学習よりも優先度が高いものが出てきたら、そちらに時間を取られることになります。

 

優先するべきことを処理しているうちに、英語学習は優先度が低いものになってしまいます。一度そうなると、「やらなくてもいい理由」を探し始めます。そして、最終的には勉強をやめてしまうことになるのです。

 

とはいえ、具体的な目標設定の方法がわからないと、取り組めないですよね。そこでこのページでは、どうやって「目標設定」をするのかをお伝えしていきます。そして、「目標設定」には何が必要であるかを説明していきます。

【「目標設定」は3つに分けて考える】

「目標設定」をする時は、必ず3つに分けて考えてください。そして、設定は番号順に行なってください。

  1. 長期目標(6ヶ月~1年単位)
  2. 中期目標(1ヶ月単位)
  3. 短期目標(1週間単位)

たとえば、あなたの英語習得の目的が「TOEICを800点以上取ること」とします。

 

そのための目標設定の一つを、「英単語を1年間で10,000語覚える」にするとします。これが長期目標です。

 

次は、中期目標です。単純に10,000語を達成したい長期計画の期間で割ってみます。たとえば、1ヶ月に約900語という設定になります。

 

最後に短期目標です。

 

実は、この目標設定が最も重要です。なぜなら、中期および長期目標は、期間が長いため、なかなか先まで見通せないからです。

 

一方、短期目標は1週間にしていますので、計画を立てるのが容易です。半年や1ヶ月先のスケジュールは正確に把握できなくても、1週間先であるなら大丈夫でしょう。

 

この例でいくと、1週間で約250語となります。ここで更に7で割ると、日あたり約40語という更に短い目標の設定ができます。

 

毎日できる週は、毎日40個ずつ暗記することができる計算です。3日だけしか学習時間が取れない週は、例えばできる日に倍の80単語を覚える時間を作るようにします。または、次週と合わせて2週間で500単語できる計画を立てることもできます。

 

どのような方法でも、その週の予定を考えながら、あなたがやりやすいように勉強をしていけばいいです。

 

ただし、「毎日40単語覚えなければ!」と自分自身を追い込まないようにしてください。なぜなら、計画どおりにいかなくなってしまうと、一気にモチベーションが下がってしまうからです。

 

目標設定が、モチベーション低下の原因になってしまうのは、本末転倒となってしまいます。

 

たしかに、計画どおりに進めることは大切です。

 

しかし、頑張りすぎては長続きしません。「1週間で250語覚えるには、こうすればできる」と視点を変えてみて、気持ちに余裕が持てるようにしてください。

【目標達成を確実にするために考慮するべき「3つの項目」】

ここでは、目標設定をするための具体的な方法をお伝えします。目標設定をする時には、必ず以下の「3つの項目」を考慮してください。

  1. 時間軸
  2. 必要な資源およびツール
  3. 優先順位

それでは、一つずつ説明をしていきましょう。

 

<1.時間軸>

 

時間軸とは、「いつまでに目的を達成するのか」を具体的に時間で表したものです。先ほどお伝えした「長期・中期・短期目標」のことです。

 

まず、長期目標を決定していきます。半年から1年後にどうなりたいのか、あなたの目的に沿った長期目標を設定してください。

 

この長期目標をもとに、1ヶ月単位の中期目標、1週間単位の短期目標を考えていきしょう。

 

<2.必要な資源およびツール>

 

必要な資源やツールとは、次のことを言います。

  1. ヒト(自分自身、英語講師)
  2. モノ(インターネット、スマートフォン、書籍など)
  3. お金(英語学習に費やす金額)
  4. 時間(英語学習に使える時間)

目的達成ができるかどうかは、これら4つの必要な資源やツール選びに大きく左右されます。それほど大事なことである、という認識を持ってください。

 

それでは、各項目について解説をしていきます。

 

1)ヒト

 

人とは、「あなた自身および英語講師」を指します。

 

まずは、自分自身についてです。次の項目について、じっくりと考える時間を作ってください。

  • 性格はどうなのか(飽きっぽいか、コツコツできるか)
  • はっきりとした目的はあるのか
  • 現状の英語レベルはどうなのか

あなたの性格を考えるとき、受験や試験での失敗例を思い浮かべることがおススメです。失敗例は、あなたの特性が必ず反映されているからです。

 

よく考えてみると、同じようなことで失敗していることに気づきます。その失敗を再びしないよう、あなたにとって一番の方法をじっくりと考えましょう。

 

英語習得の目的を明確にしたら、現時点での英語レベルとの差をよく考えてください。もし、現状の英語レベルと英語学習の最終ゴールとにあまりの開きがあれば、ワンクッション置くことも考えましょう。ゴールが遠すぎると、英語学習を続けていける自信がなくなり、一気にモチベーションが下がってしまいます。

 

あなた自身のことがわかってきたら、私を含めた英語講師の助言を受けるといいでしょう。はっきりした目的やゴールがあれば、的確なアドバイスを受けることができます。

 

英語上級者の意見を積極的に取り入れることをおススメします。

 

2)モノ

 

ここでいうモノとは、「インターネットやスマートフォン、書籍など」英語習得に使用する教材やツールを指します。

 

私(当サイト管理者)がアメリカに留学していたとき(1990年から1995年)は、インターネットもスマートフォンもありませんでした。そのため、英語学習で使えるモノにはかなりの制限があったのです。1990年代は、ほぼ全員が、「書籍」か「英会話スクール・ラジオ講座」で英語を勉強していました。

 

しかし、今は違います。

 

インターネットやスマートフォンが登場したため、英語学習者の選択肢は一気に広がりました。中には、無料で使える教材もあります。英語を勉強する環境が、完全に整っているのです。

 

ただし、一つ注意してほしいことがあります。それは、「簡単」「短時間」「〇〇だけ」というような言葉に惑わされないようにすることです。

 

英語を勉強するためには、しっかりとした基礎力(文法と語彙力)が必要です。「簡単」「短時間」「〇〇だけ」とうたっている教材は、基礎力をつけるための学習が抜けてしまっています。そのため、応用が利かない英語を覚えてしまうことになってしまうのです。

 

あなたに合った正しい教材やツールを選び、最大限の効果が出せる勉強をしましょう。

 

3)お金

 

英語学習において、もっとも重要な項目でしょう。

 

もちろん、選んだ教材やツールにより、費やすべきお金は変わってきます。費用を最大限に抑えた方法としては、インターネットの無料サイトやスマートフォンの無料アプリになります。

 

しかし、この方法は初心者の方にはおススメしません。間違った場合のフィードバック(補足)がないからです。間違って覚えてしまっていても、それがわかわかりません。

 

つまり、間違いを理解しないまま、学習を続けてしまう可能性があるのです。

 

初心者の場合、必ず私のような英語教師や上級者の指導を受けるようにしてください。実力者からのフィードバックを参考にすれば、無駄のない勉強ができます。

 

どのようなツールを選択するのであれ、自分自身の英語レベルを考慮し、無駄のないようにしましょう。たとえ値段が高くても、あなたにとってベストであれば、その方法を選択してください。なぜなら、結局それが大切なお金を最大限活かす方法だからです。

 

4)時間

 

お金以上に大切なもの、それは「時間」です。

 

毎日忙しくしていると、なかなか決まった時間を確保するのが難しいかもしれませんね。

 

でも、忙しい中でも英語学習の時間はしっかりと作ってください。毎日決まった時間を確保することが望ましいです。習慣づけをすることで、その時間を「英語学習モード」に切り替えられるようにしていきましょう。

 

決まった時間に勉強時間を確保できない場合は、1週間単位のスケジュールを作って、いつにどのくらいの時間を確保できるか、必ず把握しておきましょう。

 

私の場合、時間の確保のために2週間のスケジュールを組みように心掛けています。その週の分と1週間先の2週間分です。

 

そして、曜日により何をやっていくのかを決めています。「この曜日は、これをやる」というように、気持ちの切り替えができるからです。

 

ただし、これが正解というのはありません。いろいろな方法を試して、あなたにとってベストの方法を見つけましょう。

 

<3.優先順位>

 

必要な資源やツールと同時並行して、「優先順位」必ず考えてください。「何に、どれだけを費やすのか」を決めるためです。

 

たとえば、あなたの得意なものと、不得意なものを明確にしておきましょう。

 

「あれもやりたい、これもやるべき」という気持ちはわかります。

 

しかし、範囲を広げすぎると、結局どれも中途半端になってしまいます。

 

欲張らずに、まずは「不得意なもの」に大切な時間や資源を集中させてください。不得意なものを克服できれば、英語学習を続けていく自信へとつながります。

 

得意なものの場合、多少時間を削っても、あとから追いつくことができます。不得意なものができるようになってからでも、やり始めるには遅くはありません。

 

資源やツール、時間、そして人ができることにも限りがあります。何をどれだけ費やすのか、しっかり考えながら進めてください。

【進捗確認・目標設定変更には定期的フォローアップが有効】

いざ英語学習を始めてみると、設定していた計画からずれてしまう可能性があります。そのようなことになってしまったら、目標設定の変更が必要です。

目標設定を変更する場合は、早いほど修正が簡単にできます。頻度としては、1ヶ月ごとに進捗状況をフォローアップしていきましょう。1週間では短いですし、次週と合わせてやることができるため、多少の遅れは取り戻せます。

逆に、2か月や3ヶ月も過ぎてしまうと、遅れを取り戻すことが難しくなります。

当初の計画に無理があった場合もあるでしょう。そのことに気がついたら、1ヶ月を待たずにすぐにでも修正・変更をしていきましょう。

ただし、たとえ無理な計画であったとしても、「失敗」ではない言うことです。「できない方法がわかった」と考えることが大切です。

トーマス・エジソンは、以下のような有名な言葉を残しています。

 

“I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.”

『私は失敗したことがない。ただ、1万とおりのできない方法を発見しただけだ。』

トーマス・エジソン

 

目標の修正は、何度でもできます。あなたにとって最も効率の良い目標設定を見つけて、最短で目的を達成することができるようにしていきましょう。

【まとめ】

英語学習は、時間とやり抜く根気が必要です。それには、モチベーションの維持が欠かせません。そのために、目的を明確にし、達成したときの具体的なイメージを持つことが大事です。

 

目的を明確にしたら、それを達成するための「目標設定」をしましょう。目標設定は、「長期・中期・短期」の3つに分け、それぞれに合った計画を立てていきましょう。

 

目標設定をするときは、「時間軸・必要な資源およびツール・優先順位」を考慮してください。

 

目標設定をして学習を始めたら、必ず定期的にフォローアップをしてください。当初の目標から大きなズレを見つけたら、自分に合った目標設定に修正していきましょう。

 

そうすれば、あなたに合ったやり方で効率的に英語学習が行なえます。そして、最短で目的を達成することができるでしょう。